啓発活動

初めてのカラーコンタクトレンズ!まずは眼科に行きましょう!

カラーコンタクトレンズ(以下、カラコン)は、手軽に瞳の色を変えたり、目元の印象を変えることができるので、今やおしゃれの必需品となっています。

ですが、間違った使い方をしてしまうと、視力低下や失明などのトラブルに発展してしまう可能性があります。

カラコンを楽しむなら、安全に使用する為に眼科の受診は必須!

受診の流れと眼科に行くべき理由を見てみましょう!

 

眼科受診の流れ


まずは、眼科受診の流れを確認しておきましょう。

受診の流れを時系列にまとめました。
 1. 問診
 2. 検査
 3. 希望レンズの選択
 4. フィッティング検査
 5. レンズ取り扱いの指導
 6. 処方せん受け取り

 

なぜ、眼科受診が必要なの?


それは、目の安全のため。

カラコンだけでなく、コンタクトレンズを入れるときには、まず目の健康状態のチェックが必要です。

眼科での検査と医師の診察により、目の健康状態を判断します。

自分では問題がないと思っていても、診察の結果コンタクトレンズを装着出来ない場合もあります。

目の健康状態は、自分ではなかなか分からないものですから、目に違和感などがなくても、安全のために必ず眼科で診察を受けるようにしましょう。

自分の眼に合うレンズの確認

とくに「BC(ベースカーブ)」は個人差があるため、眼科を受診しなければ知ることはできません。

度あり・度なし関係なく、自分の目にあったスペックのカラコンを使用しないと、知らず知らずのうちに目を傷つけてしまうなどトラブルの原因になりかねません。

BC(ベースカーブ)とは??

眼科の検査で調べるBCとは、レンズの曲線(カーブ)の度合いの事です。

BCは個人差があり、自分で計ることはできないので、必ず眼科で調べる必要があります。

そして、レンズのBCが眼に合っていないと、レンズと眼球の間にすき間ができてしまい、レンズがずれて目に負担がかかったり、眼球に傷がついてしまうなどの眼疾患に発展する恐れがあります。

 

間違った使用を続けるリスク


眼球へのキズや目の病気の危険

自分の眼に合っていないカラコンの装用や、装用期間を守らない等の間違った使用方法を続けると、様々な目の病気のリスクが高まります。

例えば、ドライアイになると「目が乾く」だけでなく、以下のような様々な症状が出ます。

・目がかすむ

・まぶしく感じる

・目が疲れる

・目が痛む、ゴロゴロとする

・充血する

・目(角膜上皮)に傷が入る

・涙、目ヤニが出る

また、ドライアイだけでなく、巨大乳頭結膜炎というアレルギー性の障害や角膜上皮障害等を発症し目に痛みや痒み、充血があらわれることもあります。

 

まとめ


カラコンは、高度管理医療機器

コンタクトレンズおよびカラーコンタクトレンズは、高度管理医療機器に指定されています。

カラコンは通販サイトやドラッグストアで簡単に手に入るため「雑貨」と勘違いされている方が多いですが、たとえ度なしのカラコンでも、目に入れて使うものなので、高度管理医療機器に指定されています。

眼科を受診するのは面倒に思えるかもしれませんし、度が入っていないのだから大丈夫だと思ってしまうかもしれませんが、自分に合ったものを正しく使用しなければ、大きなリスクがあります。

眼科医の指導に従い、自分の眼に合ったカラコン選びをして、楽しく安全にカラコンを使用してくださいね♪