トラブルとサヨナラ!カラコンの正しい楽しみ方

2024年9月10日、コンタクトレンズの日に啓発ドラマをTikTokにて配信しました。
今回は啓発ドラマで紹介した、『NG行為から学ぶカラコンの正しい楽しみ方』をご紹介します♪
あなたは当てはまっていませんか?やってしまいがちなNG行為!
・カラコン(コンタクトレンズ)を装用したまま寝る

コンタクトレンズを装用したまま眠るのは、たとえ短時間であっても目に悪影響を与える可能性があります。
仮眠をとる時でも、寝る前は必ずコンタクトレンズを外しましょう!
寝ている間は瞬きをしないので、コンタクトが目に張り付いてしまいます。また、角膜への酸素不足にも繋がり、
眼疾患のリスクが高まります。
・1dayカラコンを繰り返し使用する

1dayカラコンは「1回の装用」を前提とした耐久性で作られています。
複数回装脱着することで、レンズが変形・破損する恐れがあります。
変形・破損したレンズの使用は、角膜を傷つける原因になります。
たとえ同日中の使用であっても「一度外したレンズは再使用しないようにしましょう。
・眼科に行かない

特に違和感等の自覚症状がある場合は、すぐに眼科を受診しましょう!
初期の眼疾患には自覚症状がないものも多くあります。そのため痛み・違和感など
自覚症状がある場合は、病状が更に進行している可能性があります。放置すると最悪の場合、
視力低下や失明に繋がる恐れもあります。なんらかの症状を感じたらすぐに眼科を受診しましょう。
また、早期発見・早期治療のために、自覚症状がなくとも3ヶ月に1回の定期受診を受けることが非常に重要です。
・手を洗わずにコンタクトを触る

石鹸で指先までキレイに手を洗い、清潔な手でコンタクトレンズを扱いましょう。
手を洗わずにレンズを触ると、目には見えない細菌や微生物などが手指を経由してレンズに
付着し、感染症などの原因となる可能性があります。
・メイク後にレンズを装用する

レンズを装用する前にメイクをすると、化粧品の粒子や油分が汚れとして眼やレンズに
付着しやすくなります。汚れによって視界に影響が出たり、違和感・痛みの原因になりえますので、
必ずレンズを付けてからメイクをしましょう。また、メイクオフの際は、コンタクトを外してから
メイクを落とすようにしましょう。
・コンタクトをしたままお風呂に入る

コンタクトレンズをつけたまま、お風呂に入ったり、シャワーを浴びるとレンズに水道水が
接触することで、水中のアカントアメーバなどの微生物による感染症のリスクが高まります。
※当然、日本の水道水は飲用に適すように水質管理をされていますが、飲用には無害な程度の
微生物や、塩素が含まれています。これらの微生物・塩素がレンズに触れて、増殖/蓄積されると
眼疾患のリスクが高まります。また、浸透圧(濃度の低いほうから高いほうへ向かって物質が移動
する際に働く力)によりレンズが変形して、痛みが出たり、レンズが眼からはずれなくなってしま
うこともあります。
まとめ
カラコンを安全に楽しむために、以下の点に注意しましょう♪
・寝る前は必ずカラコンを外す
・1dayカラコンは繰り返し使用しない
・定期的に眼科を受診する
・コンタクトレンズを扱う前に必ず手を洗う
・メイク前にコンタクトレンズを装用する
・コンタクトレンズをつけたままお風呂に入らない
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啓発ドラマの結末や、ドラマの中で起こったNG行動、その他コンタクトレンズの
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啓発サイト:https://www.aiseis.jp/keihatsu/pr/2024_09/
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